2009映画100本

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

まず最初に、告知をひとつ。えー、私、亜門虹彦は11月4日放送の『Goro‘s Barプレゼンツマイフェアレディ』に出演します。心理アナリストとして、バンバン診断。先日収録に行ったのですが、けっこう盛り上がったと思いますよ。よろしければ、チェックしてみてください。

それはさておき、亜門虹彦の『2009年映画を100本観てランキングを決めよう、そして最終的にはアモデミー賞を決めよう』のコーナー、今回の作品は『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』であります。監督はデヴィッド・フィンチャー。原作はフィッツジェラルドの短編。主演はもちろん、ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットであります。

お話はと言いますと、次の通りです。

1918年、ニューオリンズ。アメリカが第一次世界大戦に参戦した翌年、男の子が産まれた。しかし両親に捨てられたこの男の子は、黒人女性クイニーに拾われる。ベンジャミンと名づけられたその男の子は、すぐにクイニーが営む施設の老人たちの中に溶け込んだ。なぜなら彼は、80歳の老人の身体で生まれてきたからだ……。
クイニーの惜しみない愛情に包まれて、ベンジャミンは成長していった。車椅子から立ち上がって歩き出し、しわが減り、髪が増えていく……。ベンジャミンは日に日に若返っていったのだ。数え切れない出会いと別れの中で、ベンジャミンの人生を大きく変えたのは、生涯思い続けた女性、デイジーだ。しかし、彼らは気づいていた。やがて、時に引き裂かれることを……。

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えー、この映画、意外と面白かったですよ。冒頭の逆回転時計のエピソードもいい感じだし、子ども(ベンジャミンの姿は老人でありますが)時代のCGも、とてもよくできていたし。ちょっと時間は長いのですが、見て損はしない映画であります。

この映画でずっと主調音のように流れているテーマは、言われているような「時を越えた愛の物語」ではなくて、「孤独」「ひとりで死んでいくこと」の問題のように私には思われました。ベンジャミンが幼い頃を過ごした老人ホームの老人たちも、船乗りたちもひとりで死んでいくという問題に直面しています。ベンジャミンもまた。その辺にちょっと、私のハートをくすぐるものがございましたね。デイジーとの恋愛も、甘いだけだったり感傷に流れたりしていなくて、その点はよかったです。

ただ、最後の方になってベンジャミンが子どもの姿になって行くんですが、そのあたりは今ひとつでしたね。単に色々なことを忘れていくばかりで…。「人生経験を積みながら子どもになっていく」という状況に、制作陣の想像力が追いついていない印象を抱きました。その点がもっと工夫されていれば、もっともっと面白かったと思うのです。

そんな感じで、順位ですが…。えー、32位でお願いします。微妙な順位。

2位 『グラン・トリノ』
5位 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
7位 『レスラー』
9位 『ヤッターマン』
12位 『ウォッチメン』
15位 『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
20位 『チェンジリング』
21位 『バーン・アフター・リーディング』
22位 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
24位 『チョコレート・ファイター』
30位 『モンスターVSエイリアン』
32位 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
35位 『少年メリケンサック』
45位 『007/慰めの報酬』
48位 『大阪ハムレット』
50位 『ラースと、その彼女』
51位 『おっぱいバレー』
53位 『レッドクリフ PartⅡ―未来への最終決戦―』
55位 『ワルキューレ』
60位 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
61位 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
63位 『G.I.ジョー』
65位 『釣りキチ三平』
70位 『ザ・バンク―堕ちた巨像』
71位 『ピンクパンサー2』
73位 『アンダーワールド ビギンズ』
74位 『DRAGONBALL EVOLUTION』
75位 『20世紀少年―第2章―最後の希望』
76位 『ヘブンズ・ドア』
78位 『マンマ・ミーア!』
80位 『旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~』
83位 『ララピポ』
85位 『感染列島』
90位 『ホノカアボーイ』
93位 『GOEMON』
95位 『誰も守ってくれない』
残りは64本!

次回は『フェイクシティ ある男のルール』です。

ヘブンズ・ドア

亜門虹彦の『2009年映画を100本観てランキングを決めよう、そして最終的にはアモデミー賞を決めよう』のコーナー、今回の作品は『ヘブンズ・ドア』です。監督はマイケル・アリアス。主演は長瀬智也と福田麻由子。

お話はと言いますと、次の通りです。

仕事をクビになった挙げ句、脳に腫瘍が見つかり、突然、余命3日を宣告された28歳の勝人。同じく余命わずかの14歳の春海と出会い、長い入院生活で春海が一度も海を見たことがないと知ると、一緒に海を見に行こうと病院を抜け出す。たまたま病院の前に止めてあった車を盗み、思いがけず拳銃と大金を手にすることに。「死ぬまでにやりたいこと」リストを叶えながら海を目指す2人に警察と怪しげな組織が迫る…。
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不勉強ですみません、私はこの映画の元になった、97年のドイツ映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』 を見ていないんですね。なので感想はあくまで、この作品単独のものということで。

で感想なんですが、うーん、けっこうキツかったですね。まず、中途半端なおしゃれ感が、いけません。 病院の厨房でレモンたっぷりのシーンとか要らないし、長瀬智也さんが大金をゲットする前からややおしゃれなのも、気に入りません。「余命いくばくもない」という設定が、そのせいですっかり霞んでしまっていますよ。

また、あらすじで紹介した「怪しげな組織」のボスを長塚圭史さん(ご結婚おめでとうございます)が演じているのですが、この役が全然よろしくありません。もし機会があったらぜひ皆さんにも見て頂きたいのですが、髪型やファッションなど見た目もダメだし、役の「設計」も全然できていない様子。これは監督の責任なのでしょうか、長塚さんの責任なんでしょうか? 大物感もないし、かといってオフビート感もないし、何を目指しているのかまったくわからないのであります。このボスが長瀬智也さんと福田麻由子さんを追いかけるのですが、かなりションボリムード。『リターナー』における岸谷五朗さんの意味不明ターンと、ベクトルは違いますが、悪のボスとしてのションボリ感は同レベルでございました。

さらに長瀬・福田コンビは成り行きで郵便局強盗をしてしまう。それを追う刑事として三浦友和さんが出演しているのですが、三浦さんもけっこう精彩を欠いてしまっています。するとやはり、監督が悪いのでしょうか?

その結果私は最後まで長瀬・福田コンビに感情移入することができず、なんかシラケた気分でアンジェラ・アキさんの主題歌を聞いたのでありました。むー、疲れた。

えー、順位ですが、76位でお願いします。

2位 『グラン・トリノ』
5位 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
7位 『レスラー』
9位 『ヤッターマン』
12位 『ウォッチメン』
15位 『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
20位 『チェンジリング』
21位 『バーン・アフター・リーディング』
22位 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
24位 『チョコレート・ファイター』
30位 『モンスターVSエイリアン』
35位 『少年メリケンサック』
45位 『007/慰めの報酬』
48位 『大阪ハムレット』
50位 『ラースと、その彼女』
51位 『おっぱいバレー』
53位 『レッドクリフ PartⅡ―未来への最終決戦―』
55位 『ワルキューレ』
60位 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
61位 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
63位 『G.I.ジョー』
65位 『釣りキチ三平』
70位 『ザ・バンク―堕ちた巨像』
71位 『ピンクパンサー2』
73位 『アンダーワールド ビギンズ』
74位 『DRAGONBALL EVOLUTION』
75位 『20世紀少年―第2章―最後の希望』
76位 『ヘブンズ・ドア』
78位 『マンマ・ミーア!』
80位 『旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~』
83位 『ララピポ』
85位 『感染列島』
90位 『ホノカアボーイ』
93位 『GOEMON』
95位 『誰も守ってくれない』
残りは65本!

次回は『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』です。ブラピ映画。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

亜門虹彦の『2009年映画を100本観てランキングを決めよう、そして最終的にはアモデミー賞を決めよう』のコーナー、今回の作品は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』です。総監督は庵野秀明、監督は摩砂雪、鶴巻和哉。『序』はもちろん見たんですが、私のエヴァ知識はそう深くはありません。テレビ版を、散発的に何話か見ているんですが、そのせいで逆に『序』とテレビ版が頭の中でごっちゃになっている部分もございます。さて、どうなりますか…。

お話はと言いますと、次の通り。

汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗ることで、自ら戦うことを選んだ碇シンジ。大きな運命を託された14歳の少年の物語は、ここから未知の領域へ突入する。綾波レイと人気を二分するヒロイン、アスカがエヴァンゲリオン2号機に乗って参戦。加えて魅惑の新ヒロイン、マリが登場する。謎の敵性体“使徒”とEVAシリーズの戦いは新エヴァンゲリオン仮設5号機の参加で、さらに激しくエスカレートしていく…。
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えーまず最初に謝っておきますが、すみません。前の部分でも書いたように、私、エヴァシリーズに関して、詳しいわけではありません。なので以下の感想には、けっこう的外れのところがあるかもしれませんが、ご勘弁ください。

で、早速感想なんですが…。私にとってエヴァンゲリオンは、「情報がみっしり詰まった感じ」を楽しむものなんですね。膨大な情報や物語があって、マジシャンが手品をする時の手つきとかを楽しむように、情報や物語の捌き方を鑑賞する…といった感じ。

そうした視点で見てみると、『破』もかなりお楽しみ要素満載でした。今回から登場した真希波・マリ・イラストリアスもサービス感たっぷり。ほー、ほーと見ているうちに108分がアッという間に過ぎて、予告編が始まってしまいましたよ。色々と小ネタもあって楽しい限りなんですが…。

ただ「ポカポカ」まわりのあたりは、私としてはちょっとそうでなくてもいいのかな…という気がしました。あと重要な場面で『翼をください』とか『今日の日はさようなら』といった曲が使われているんですが、これも私としてはどうかなぁという気がしましたね。これはあくまで、私の感想ですが何周かしてカッコいいという感じではまだないような気がするんです。

でもまぁ、楽しすぎることは事実で、私は楽しすぎて、かえってストーリーをよく覚えていない部分もあったりして。DVDが発売されたら、もう1回見たいところです。で、順位なんですが、22位でどうでしょうか。

2位 『グラン・トリノ』
5位 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
7位 『レスラー』
9位 『ヤッターマン』
12位 『ウォッチメン』
15位 『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
20位 『チェンジリング』
21位 『バーン・アフター・リーディング』
22位 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
24位 『チョコレート・ファイター』
30位 『モンスターVSエイリアン』
35位 『少年メリケンサック』
45位 『007/慰めの報酬』
48位 『大阪ハムレット』
50位 『ラースと、その彼女』
51位 『おっぱいバレー』
53位 『レッドクリフ PartⅡ―未来への最終決戦―』
55位 『ワルキューレ』
60位 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
61位 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
63位 『G.I.ジョー』
65位 『釣りキチ三平』
70位 『ザ・バンク―堕ちた巨像』
71位 『ピンクパンサー2』
73位 『アンダーワールド ビギンズ』
74位 『DRAGONBALL EVOLUTION』
75位 『20世紀少年―第2章―最後の希望』
78位 『マンマ・ミーア!』
80位 『旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~』
83位 『ララピポ』
85位 『感染列島』
90位 『ホノカアボーイ』
93位 『GOEMON』
95位 『誰も守ってくれない』
残りは66本!

次回は『ヘブンズ・ドア』です。どうなりますか。

旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~

日本映画製作者連盟は9日、来年3月に米ロサンゼルスで行われる第82回アカデミー賞の外国語映画部門の日本代表『誰も守ってくれない』(君塚良一監督)を選出した…ってニュースが。私の感想では、『誰も守ってくれない』は今のところ2009年最下位映画なんですが…。私には映画を見る目がないということなんでしょうか。

それはともかく、亜門虹彦の『2009年映画を100本観てランキングを決めよう、そして最終的にはアモデミー賞を決めよう』のコーナー、今回の作品は『旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~』です。監督はマキノ雅彦。すみません、DVDで鑑賞しました。

お話はと言いますと、次のような感じ。

北海道の旭山動物園に新人の飼育係・吉田が採用される。集客力の低迷や財政難で閉園の危機に瀕している旭山では、滝山園長を中心に知恵を絞って“ワンポイントガイド”や“夜の動物園”などの企画を考え出し、なんとか入場者数を増やそうと懸命に努力を続けていた。幼い頃から苛められっ子で人間よりも昆虫に愛着を抱いてきた吉田は最初こそ頑な態度だったが、次第に心を開き、旭山の再建に夢中で取り組むようになる。
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この映画の、オープニング。母親が「また虫が!」と怒り、隣の部屋に虫を投げ入れる。その部屋には少年とおびただしい数の虫、虫、虫…。その虫を愛情たっぷりにつまみ上げる少年…。いきなりちょっぴりグロテスクな場面から、この映画はスタートします。

その少年が成長して、旭山動物園に就職するんですね。それが吉田。この吉田くん、もみあげのところを極端に刈り上げてものすごくヘンな髪型をしております(写真参照)。おそらくは彼が一般社会ではうまくやっていくことができない、異端者という性格付けのためなんでしょうが、何かその髪型がとてもわざとらしくてイヤなんですね。だからといってふだんの発言や行動が、飛び抜けてヘンというわけでもないし…。最初の虫シーンに続いて、けっこうイライラさせられるところです。

で、岸辺一徳さんを始めちょっと年配の個性的な俳優さんたちが飼育係として、それぞれ個性をアピール。そうこうするうちに、前田愛さんが動物園に就職してきます。この前田愛さん、市長の姪という設定なんですが、市長と話をする場面でタイル張りのテラスみたいなところで猫脚のテーブルでティータイム…。この場面、どうも動物園内の場面と色調なども違っていて、どうもお金持ち表現のように見えるのですが、逆にビンボーくさくてこれはないでしょうという感じでしたね。

それからお話は、動物園の存続問題へとシフトしていきますが、ここが今ひとつ痛快に描かれていないところも不満であります。旭山動物園は「行動展示」なるもので有名なのですが、その行動展示が、従来と比べてどれだけ画期的なのかが十分に描かれていない(単なるアイデア会議で終わっている)し、行動展示を実現するための苦労も(資金繰りのための交渉以外は)描かれていない。その結果、何かフワフワしたまま、問題が解決したようなことになってしまっているのです。

さらに、動物園の動物たちが、今ひとつ魅力的に描かれていないのも、残念なところ。もちろん、奥行きがなくて背景に余分なものが映り込みやすいし、動物園の動物をフォトジェニックに撮るのは、難しいということはわかっているんですが…。

そんなこんなで、あまり旭山動物園に「行きたい!」と思わせる映画にはなっていませんでした。順位ですが…。80位でお願いします!

2位 『グラン・トリノ』
5位 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
7位 『レスラー』
9位 『ヤッターマン』
12位 『ウォッチメン』
15位 『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
20位 『チェンジリング』
21位 『バーン・アフター・リーディング』
24位 『チョコレート・ファイター』
30位 『モンスターVSエイリアン』
35位 『少年メリケンサック』
45位 『007/慰めの報酬』
48位 『大阪ハムレット』
50位 『ラースと、その彼女』
51位 『おっぱいバレー』
53位 『レッドクリフ PartⅡ―未来への最終決戦―』
55位 『ワルキューレ』
60位 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
61位 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
63位 『G.I.ジョー』
65位 『釣りキチ三平』
70位 『ザ・バンク―堕ちた巨像』
71位 『ピンクパンサー2』
73位 『アンダーワールド ビギンズ』
74位 『DRAGONBALL EVOLUTION』
75位 『20世紀少年―第2章―最後の希望』
78位 『マンマ・ミーア!』
80位 『旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~』
83位 『ララピポ』
85位 『感染列島』
90位 『ホノカアボーイ』
93位 『GOEMON』
95位 『誰も守ってくれない』
残りは67本!

次回は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』です。この次も、サービスサービス~。

G.I.ジョー

亜門虹彦の『2009年映画を100本観てランキングを決めよう、そして最終的にはアモデミー賞を決めよう』のコーナー、今回の作品は『G.I.ジョー』です。監督はスティーヴン・ソマーズ。『ハムナプトラ』とかの人ですね。

お話はと言いますと、次のような感じ。

1990年代、世界征服をたくらむ悪の組織“コブラ”が各地で活動を活発化させていた。そして、最強のウィルス兵器“ナノマイト”を使い、パリのエッフェル塔を破壊してしまう。元々はNATOによりガン細胞破壊のため作られたが、実際はあらゆるものを破壊する威力を持っていたため、悪の武器商人デストロの手により脅威の兵器としてコブラの手に渡ってしまったのだ。コブラの脅威が各地を襲う中、アメリカ政府が送り込んだ最後の切り札。それは世界中から集められた史上最強の国際機密部隊G.I.ジョー。強靭な肉体、勇気と行動力を持ったエキスパート集団。加速装置付きの特殊スーツを身につけ、数々のガジェットを駆使する極秘のチーム、G.I.ジョー。エジプト、パリ、東京と世界を舞台に、陸・海・空と壮絶なバトルが始まる!
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悪の組織はコブラ! 悪の武器商人はデストロ! どうですか、知能が低い感じがプンプンでございます。実際に見てみると、やっぱり知能があまり高くない感じでしたよ。

正義チームと悪者チーム、どちらも同じような人員構成なんですが、どちらにもちょっと見栄えのいい女性メンバーがいて、体にピッタリしたスーツを着てバトります。その辺は私としては、高得点ポイントでしたね。

また、主人公的な男性が、G.I.ジョーの存在を知り、入れてもらうことになる。で、その課程でG.I.ジョーチームの一番の売りである特殊スーツなども紹介されるのですが。この主人公が今ひとつ、主人公としての特権性に欠けていて、つまりそれは精彩を欠いているわけで、そこは物足りないところでありました。ケンカがある程度強いヤツなら、あのスーツを着ちゃえば誰でもいいとも言えるわけで。

さらに、悪者チームの忍者キャラをイ・ビョンホンさんが演じているのですが、大変失礼ながら、ちょっと魅力に欠けていましたね。忍者だから無表情みたいなことなんでしょうか? でも何か、イカさないんですよ。もちろんイ・ビョンホンさんだけの責任でなく、監督とか制作サイドの忍者に対する認識不足もあるとは思いますが…。偉そうですみません。

そんなこんなで、どこか物足りない感じで終わってしまいました。すごく変わった特殊武器とか、ヘンな必殺技とか、そういう点でもう少し工夫をして欲しかったです。団体戦ならではの攻防とか、知恵比べ的な要素も欲しかったですし。山田風太郎『甲賀忍法帖』は偉大だなぁ。

はい、順位ですが…63位でお願いします。

2位 『グラン・トリノ』
5位 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
7位 『レスラー』
9位 『ヤッターマン』
12位 『ウォッチメン』
15位 『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
20位 『チェンジリング』
21位 『バーン・アフター・リーディング』
24位 『チョコレート・ファイター』
30位 『モンスターVSエイリアン』
35位 『少年メリケンサック』
45位 『007/慰めの報酬』
48位 『大阪ハムレット』
50位 『ラースと、その彼女』
51位 『おっぱいバレー』
53位 『レッドクリフ PartⅡ―未来への最終決戦―』
55位 『ワルキューレ』
60位 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
61位 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
63位 『G.I.ジョー』
65位 『釣りキチ三平』
70位 『ザ・バンク―堕ちた巨像』
71位 『ピンクパンサー2』
73位 『アンダーワールド ビギンズ』
74位 『DRAGONBALL EVOLUTION』
75位 『20世紀少年―第2章―最後の希望』
78位 『マンマ・ミーア!』
83位 『ララピポ』
85位 『感染列島』
90位 『ホノカアボーイ』
93位 『GOEMON』
95位 『誰も守ってくれない』
残りは68本!

次回は『旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~』です。一徳映画ですね。
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